マンションを高値で売却する12のポイント|相場より高く売る人の共通点

街中の女性

マンションなどの不動産には決められた価格がある訳ではなく、売買の価格は売主と買主の話し合いで決まります。つまり買主との交渉や売り方次第では相場よりも高く売却出来る可能性もあります。

今回の記事ではマンションを売却する際に、買主との交渉を出来るだけ有利に進め、高く売却するための12個のポイントについて詳しく解説していきます。マンションの相場の調べ方や、売却に関する良くある質問なども合わせて紹介していますので、マンションを売却する予定のある方はぜひお読みください。

マンションを高値で売却するポイント

マンションを売るなら、少しでも高く売りたいと誰もが思います。マンションに限らず不動産は売買価格が決まっていないため、ちょっとした要因で価格が変わることも珍しくありません。

そのためマンションを売却する際には、ポイントを押さえて売却することで相場よりも高く売却することが出来ます。ここではマンションを高値で売却する際に必要な、12個のポイントについて紹介していきます。

不動産選びは慎重にする

まず一つ目のポイントは、購入する際の物件選びを慎重に行うことです。当然と言えば当然ですが、人気のあるマンションほど価格は高く、人気のないマンションは安い価格になります。出来るだけ人気のあるマンションや、将来高値で売却出来そうなマンションを選んでおくことで、売却の際にも有利になります。

とは言うもののマンションの価格は常に変動しており、どのようなマンションが将来価格が上がるかを予想するのは簡単ではありません。しかし立地などの条件を押さえておくことで、ある程度は価格の変動を押さえることは可能です。

マンションは立地が重要!

マンションは立地がとても重要です。特に都心部になるほど駅からの徒歩距離が重要になります。マンションを購入する方の多くは、日中通勤や通学で駅を利用します。

そのため駅までの距離と、その駅の交通利便性によって価格も大きく変わります。駅の大きさにもよりますが、徒歩10分以内の立地のマンションであれば比較的価格は下りにくいと言えるでしょう。

高値で売却しやすいマンションとは?

立地以外にも、高値で売却しやすいマンションの条件はあります。マンションを購入する際には下記のような物件を意識して購入しておくことで、売却の際に有利になります。

  • シングルやファミリーなど、エリアのニーズにマッチした広さと間取りの物件
  • ジムやゲストルームなどの共用施設の充実している物件
  • タワーマンションや大規模開発マンションの物件
  • 有名ブランドマンションの物件
  • 複数路線の駅まで歩ける物件

やはり誰もが欲しいと思うような立地やブランドマンション、汎用性の高いワンルームや3LDKのような物件が人気です。築年数も新しいにこしたことはないのですが、近年ではリフォーム前提でのヴィンテージマンションも人気があり、築古物件でも高く売れる可能性はあります。

内覧者の第一印象を大事にする

二つ目のポイントは、内覧の際の内覧者の第一印象を良くすることです。マンションの買主の殆どが、検討段階で物件の内覧を行います。

その内覧の際の印象で物件の購入が決まるといっても良いほど内覧は重要です。内覧の際の印象が良ければ良いほど買主の購入希望は強くなり、高い価格での売却が出来ることへと繋がります。

そのため内覧の際には事前に出来るだけ下記のような準備をしておいて、内覧者の第一印象を良くするようにしましょう。

  • 掃除を徹底する。
  • 特に水回りは汚れが目立ちやすく、多くの買主が気にする箇所なので念入りに行います。
  • 最初に入る玄関も重要です。出来るだけ物を置かないことがスッキリと広く見せるコツ。匂いにも注意して、気になる場合は脱臭剤を利用します。
  • リビングも同様に、出来るだけ物を置かないようにします。窓やカーテン、間仕切りの扉も全て開けておくことで広く見せることが出来ます。
  • 煙草を吸っている方や、ペットを飼っている方は特に室内の匂いも気をつけましょう。内覧の数時間前から換気をして、空気の入れ替えをしておきましょう。
  • 明るく見えるように電気は全て付けておきましょう。また窓ガラスを拭いておくことで、更に明るく見せることが出来ます。
  • クローゼットなどの収納スペースはあまり見られたくないかもしれませんが、買主からすれば収納は重要なポイントです。見せる収納を決めておき、中をスッキリと整理しておくことで収納スペースのアピールにもなります。
  • ベランダや庭の手入れも忘れずにしておきましょう。買主は必ずチェックする箇所です。

第一印象を良くするためのコツは、清潔さ・明るさ・広さです。この3点を意識して事前の準備を行なっておくようにしましょう。

場合によってはリフォームやハウスクリーニングをする

3つ目のポイントは、ハウスクリーニングなどを活用することです。基本的には、売却前のリフォームやハウスクリーニングは不要です。何故なら中古マンションの買主はリフォームを前提としている場合が多く、売主側であまり室内に手を加えない方が良いからです。費用をかけてまでリフォームやハウスクリーニングを行ったとしても、売却価格はほとんど変わりません。

しかしあまりにも汚れがひどく、自分の掃除では綺麗にならない場合は専門業者に頼むことを検討しましょう。先程の説明のように、明るく清潔感を出すことがマンションを高く売却するためのポイントですから、場合によっては上手に活用することで高値売却へと繋がります。

リフォームとハウスクリーニングの違いは?

専門業者に頼む場合、リフォームとハウスクリーニングがあります。この二つは良く似ていて混同してしまいがちですが、リフォームとハウスクリーニングでは全く内容が違います。

リフォームとは年数の経過で傷んだり破損した箇所を新築の状態へと戻すために、部材の交換などを行う工事のことを言います。一方ハウスクリーニングでは工事は行わず、あくまでプロによる清掃です。この二つの違いは理解しておきましょう。

基本的にはハウスクリーニングで十分!

売却前に行う対応としては、ハウスクリーニングで十分です。ハウスクリーニングも部分的でも良く、リフォームまでは行う必要はありません。先ほども説明した通り、中古マンションを購入する方の中にはリフォームを前提としている方も多く、売主側でリフォームを行なってしまうと買主の好みに合わずかえって売りにくくなってしまう可能性もあります。

費用をかけてまでリフォームを行なっても、売却価格が上がる訳ではなく無駄になってしまいます。そのため売却前に行う対応としては、必要な場合にのみハウスクリーニングを行うことがポイントです。

物件のアピールポイントを整理しておく

4つ目のポイントは、物件のアピールポイントを整理してまとめておくことです。不動産会社が買主を募集する際や、内覧の際に買主候補者に上手に物件のアピールポイントを説明出来れば、より高く売却出来る可能性が高まります。アピールポイントを整理する際には駅からの距離などの分かりやすいアピールポイントだけでなく、下記のような住んでいるからこそ分かるポイントをまとめましょう。

  • 夜の夜景が綺麗、天気の良い日は富士山が見えるなどの物件ならではの眺望
  • ○○花火大会が見えるなどの季節ごとの眺望
  • 日当たりや、風通し
  • 共用施設の充実度や使い勝手の良い点
  • 病院が近い・24時間スーパーがあるなどの周辺の環境
  • 近所にも犬を飼っている方が多い・小さな子供がいる家庭が多いなどの情報
  • 最寄の駅は始発があるので座りやすい
  • 〇年前の地震でも被害はなかった

などの住んでいるからこその分かるポイントを整理しておきましょう。整理する際のコツは、自分の考えだけでなく人の意見も参考にすることです。普段住んでいるだけに当たり前に感じている点でも、他の人から見ればとても魅力に感じることもあります。

ご近所の方と話す機会があるのであれば、マンションの魅力について聞いてみるのも良いでしょう。自分とは違う視点でのアピールポイントを見つけるきっかけになります。このように住んでいるからこと分かるアピールポイントまとめて、上手く伝えることでマンションを高く売却出来る可能性が高まります。

3ヶ月かかると見ておく

5つ目のポイントは、物件の売却には時間がかかることを認識しておくことです。もう少し正確に言うと、売り急がないことです。相続税の納税や引っ越しなどの特殊な事情がある場合は仕方ないですが、早く売ることを優先してしまうと、希望通りの価格で売れないことがあります。

冒頭にも説明した通り物件の価格は売主と買主の交渉で決まりますから、売り急いでいることが買主に伝わってしまうと値下げ交渉の材料に使われてしまいます。

このように時間を味方につけることが、マンションを高く売ることに繋がります。そのため特殊な事情がある場合を除いて、売却には早くても3ヶ月以上の期間が必要なことを認識してスケジュールを組んでおきましょう。

3月を狙って売却する

6つ目のポイントは、売却の時期を選ぶことです。1年間を通じて、マンション売買が一番動きやすいのは3月です。これには二つの要因があります。一つは、4月を前にした企業の転勤や入学による引っ越しが多いことです。4月の新生活へ向けて3月に物件を探す方は多く、買主候補が見つけやすい時期と言えます。

もう一つの理由は、不動産会社の決算が集中する時期だからです。不動産会社に限らず日本の企業は3月決算の企業が多く、企業規模が大きくなるほどその傾向は顕著です。そうすると3月決算の不動産会社としては、決算の数字に反映させるために出来るだけ3月中の決済をする方向で話を進めていきます。

このように3月の決算期に合わせるように不動産売買が集中する訳ですが、これは何も不動産会社だけの都合だけではない場合もあります。例えば買主が法人で3月決算の場合であれば、予算の都合で3月中に買ってしまいたいという買主の思惑が働くこともあります。

このように3月は様々な事情で不動産が動きやすい時期であり、売主からすれば高く売りやすい時期であると言えます。特段売り急ぐ事情のない場合では、売却時期を3月にずらすことで高く売れる可能性が高まります。

瑕疵担保保険を検討する

7つ目のポイントは、売却するマンションに瑕疵担保保険を付けることです。瑕疵担保保険とは、瑕疵担保責任をカバー出来る保険のことを言いますが、瑕疵担保とは普段あまり聞き慣れない言葉です。まずは瑕疵担保責任とはどのような事なのか、説明していきます。

瑕疵担保責任とは

瑕疵(かし)とは欠陥や不具合を意味する言葉で不動産の場合は、購入の際には気づかなかったが、実際に住んで見て発見したような物件に関する不具合のことを言います。実際に住んでみてから分かる瑕疵なので、「隠れた瑕疵」とも言われます。

不動産の売買では売主はこのような隠れた瑕疵について責任を負わねばならず、買主に悪意などがある場合でなければ瑕疵に気付いてから1年間は買主は損害賠償や契約の解除をすることが出来ます。これを瑕疵担保責任と言います。

瑕疵担保責任から契約不適合責任へ

このような瑕疵担保責任ですが、2020年4月に行われた民法改正で瑕疵担保責任は契約不適合責任へと変わりました。瑕疵担保という言葉では意味が分かりにくく、契約に不適合というより分かりやすい内容へとするために下記のように変更されています。

瑕疵担保責任 契約不適合責任
対象 隠れた瑕疵 契約との不適合
請求の期限 瑕疵を知ってから1年以内に権利行使 契約の不適合を知ってから1年以内に通知
損害賠償出来る売主の責任 無過失責任 過失責任
買主が請求出来る権利 損害賠償

契約解除

損害賠償

契約解除

瑕疵の修補の請求

代金の減額請求

上記のように大きく内容が変わっています。買主の請求出来る権利が広がり、請求出来る期間も緩やかになっています。

このように不動産の売買の際には、住宅の欠陥や不具合でトラブルになるケースも珍しくありません。瑕疵担保責任保険に加入しておくことで、万が一の時に保険が適用になるため買主としても安心感があり、価格交渉もしやすくなるためマンションを高く売却することに繋がります。

注意しておきたいのが瑕疵担保責任保険でカバー出来る瑕疵の範囲は、構造上主要な部分などに限定されており、どのような瑕疵でも保険が適用になる訳ではない点です。売主としては出来るだけ瑕疵がないように、売却前にチェックをしておきましょう。

掲載する写真は多めにする

8つ目のポイントは、インターネットなどの広告に載せる写真を出来るだけ多くすることです。物件を探している買主の多くはインターネットを使って物件を探します。その際に室内や外観などの写真の数を多く掲載することで、買主の気を引きやすくなります。

例えば同じマンションの部屋があったとすると、写真が数枚しか掲載していない部屋とたくさんの写真が掲載している物件では、たくさんの写真がある部屋の方が見るでしょう。多くの写真を真剣にみることで、買主の購入意欲も高まる可能性があります。

このようにたくさんの写真を掲載することで物件の検討者を増やすことが出来るため、マンションを高く売れる可能性が高まります。

内覧者はおもてなしする

9つ目のポイントは、内覧に来てくれた方にた対してはおもてなしの心を持って接することです。買主が物件を検討する際には、内覧の印象がとても重要であることは先ほども説明しました。そのため物件の第一印象を良くすることが重要になりますが、それと同じぐらい売主としての印象を良くしておくことも大切です。

仮に同じような二つの売り物件があったとして、感じの良い売主の物件と感じの悪い売主の物件であれば多くの方が感じの良い物件を選ぶでしょう。マンションの売主と買主は、売買が終わってしまえば二度と会う事もないかもしれませんが、先ほど説明した瑕疵担保のようにトラブルが発生するかもしれません。そのため買主からすると、やはり良い人から買いたいと思うのは当然です。

また価格交渉の際にも、良いイメージを持ってもらうことが有利に働く可能性もあります。買主としては良い売主に対しては、あまり強く値引き交渉がしにくいという気持ちになってしまいます。このように買主に良い印象を持ってもらうことが、マンションを高く売ることだけでなくその後のトラブル防止にもつながります。

内覧の際には不動産会社に任せるだけでなく、必ず立ち会うようにしましょう。近くのスーパーや病院など売主にしか分からない質問が出た際には、出来るだけ丁寧に回答することで信頼を得られます。お茶やお菓子まで出す必要はありませんが、スリッパ位は用意しておきましょう。

立ち合いの際のポイントは、「どうぞ自由に見て下さい」という雰囲気を出しつつ付かず離れずの距離で見守ることです。そして質問が来た際には、真摯に丁寧に回答することを心がけましょう。

安易に値引きはしない

10個目のポイントは、安易な値引き交渉に応じないことです。マンションの売買では値引き交渉は当たり前のように行われます。そのため買主から「○○万円なら買う」のような値引き交渉が来ることは覚悟しておきましょう。しかしここですぐに値引きに応じてしまっては、マンションを高く売ることは出来ません。

マンションの売却価格は不動産会社とも相談をしながら、「これぐらいの価格な売れる」という価格を出しているはずです。その価格に自信を持って、値引き交渉をしてくる買主には売らない!ぐらいの強い気持ちを持つことで、交渉を優位に進めることが出来ます。

しかし早く売却しなければならない場合や、物件があまりにも売却しにくい物件の場合はこの限りではありません。「高く売る」ことよりも、「早く売る」や「とにかく売る」ことの方が優先順位が高い場合は値下げにも柔軟に応じながら売り切る事を優先しましょう。

値引きするなら最初から値引き前提で高めにするのも手

マンション売却の際は、値引き交渉は行われるのが当たり前と説明をしました。そのためマンションを高く売るには、値引きを前提としてあえて少し高めの価格で売り出しをするのも一つの方法です。

例えば時価3,000万円のマンションを売却する際、3,000万円で売り出しを行って値引きには応じないよりも、3,200万円で売り出して200万円の値引きをして3,000万円で売る方が売りやすいです。何よりも買主からすると「値引き交渉に応じてくれた売主」という恩義のような気持ちを感じることになります。

そのため売買価格に関する満足感も高くなり、物件に瑕疵があった際のトラブル防止にもなります。この方法が使えるのは比較的人気のある物件が前提にはなりますが、結果として高く売ることにも繋がりますのでぜひ行ってみましょう。

事前に相場を把握しておく

11個目のポイントは、売却するマンションの相場を調べて把握しておくことです。実際の売買の価格交渉の現場では、周辺相場の価格をたたき台にして交渉が行われることも多いです。そのため売却するマンションの相場を知っておくことで、買主との価格交渉もスムーズに行うことで出来るのでマンションを高く売ることに繋がります。

マンションの価格は上昇している

マンションなどの不動産相場は株式などと同じように常に動いています。そのため経済情勢によっては同じ物件でも、価格が大きく上下することは珍しくありません。マンションの相場を把握する際には、常に最近の情報をチェックしておくことが重要です。

不動産相場の中でも、特に中古マンションの価格は景気の変動を受けやすいという特徴があります。不動産相場などは普段あまり意識しない指標でもありますから、マンション売却の前には改めて確認しておくと良いでしょう。

コロナの影響で落ち着く可能性も

2020年現在、マンション価格は上昇が続いています。その上昇基調は2013年の大規模金融緩和以降、長く続いているのが足元の状況です。しかしこの傾向が今後も続くかは、やや不透明な部分もあります。新型コロナウィルスの影響が大きく経済状況に影を落としており、不動産価格も例外ではありません。

特に店舗などの商業系の物件では、退去や賃料の値下げ交渉が始まっています。テレワークの普及によるオフィス用物件の需要も低下が見込まれています。このような影響が今後マンション価格に影響を及ぼす可能性は十分にあるため、今後の価格動向には注意が必要と言えます。

マンションに強い不動産会社を探す

最期の12個目のポイントは、マンションに強い不動産会社を見つけて売却を依頼することです。一口に不動産会社と言っても、実は行っている仕事は多岐に渡ります。売買を専門に行っている所もあれば、賃貸に強い会社もあります。売買だけでなく、物件の管理やリフォームなどを得意としている不動産会社もあります。

このように不動産会社の種類は多く、また会社の数もとても多いです。それぞれに会社毎の特徴があり、得意な分野も違います。この違いが素人には分かりづらく、マンションの売却が不得意な業者に依頼をしてしまうと、結局安く売ってしまうことになります。高く売却をするためには、マンション売却に強い不動産会社を見つけることが重要なポイントです。

マンションを高値で売却する相場の調べ方

ビル
マンションを売却する際には、事前に相場を調べておくことで高く売ることにつながります。マンションの相場を調べると言っても、どこで何を調べれば良いでしょうか。不動産に詳しくない方にとっては、雲を掴むような話です。ここではそんな方のために、マンション相場を調べる方法について紹介していきます。

レインズマーケットインフォメーションで調査

一つ目の方法はレインズマーケットインフォメーションというサイトを利用する方法です。このサイトはレインズという機関が運営しており、実際に行われた取引の事例を確認することが出来るのが特徴です。相場を確認する際に実際に行われた取引事例を確認することはとても重要です。

実際の価格交渉の場面でも、近隣の取引事例の価格をたたき台として行われることも多いからです。取引事例を確認する際は、立地や築年数などの条件が出来るだけ似ている物件を参照にすることです。マンションの場合だと、同じ物件の事例などがあれば必ず確認しておきましょう。

ちなみにレインズとは、国土交通大臣から指定されて不動産流通機構が行なっている不動産売買のネットワークシステムです。不動産会社は売り情報や買い情報を受け付けたらレインズに登録をします。こうすることでたくさんの不動産会社間で物件の共有が出来るため、不動産の流通を円滑に行うことに繋がります。

一括査定を利用する

続いての方法は、不動産会社に査定を依頼する方法です。査定とは不動産のプロである不動産会社の担当が相場や物件情報などを分析して、おおよその売却金額を算出してくれるサービスです。物件毎の特殊要因なども織り込んで算出しますので、比較的正確に相場が分かりやすいです。

査定を取る際のポイントは、複数の不動産会社から査定を取ることです。一口に不動産会社と言っても得意不得意があり、査定額も不動産会社によって違います。そのため一社の査定だけでは不安があるため、必ず複数社から査定を取るようにしましょう。

複数社から査定を取る際には、下記のサイトを使うと良いでしょう。一度の依頼で複数の不動産会社に査定依頼が出来るので、とても便利です。

 

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マンションを高値売却でよくある質問

悩む夫婦
これまでマンションを高く売却する方法について説明をしてきましたが、マンション売却に慣れている方は少ないです。そのためマンションの場面では、様々な疑問も出てくるのが当たり前です。ここではマンション売却の際に多い質問について紹介しまていきますので、ぜひ参加にしてください。

まず何から始めれば良い?

これまでマンション売却で高く売るコツや、相場の調べ方などたくさんのことを説明してきました。マンションを売却する際には、これまでの説明のようにたくさんやるべきことがあります。そのためマンションの売却を始める際、何から始めれば良いか分からない方も多くいます。

マンションの売却を決めたら、まず初めに行うことは売却の際の全体の流れを把握することです。売却開始から引き渡しまでの全体の流れを確認することで、自然と次にやるべきことも分かります。流れはケースによっても違いますが、概ね下記のような流れになります。

  1. 全体の流れを確認する
  2. 相場を調べる
  3. 不動産会社を選ぶ
  4. 不動産会社に売却を依頼する
  5. 売却活動を行う
  6. 買主と価格交渉を行う
  7. 売買契約
  8. 決済・引き渡しを行う

インターネットなどを使って全体の流れをしっかりと確認したら、先程紹介した方法で相場の調査へと移って行きましょう。

不動産会社で売却価格が変わる?

不動産会社にはそれぞれ特徴があり、査定額も不動産会社によって変わることは先程も説明しました。これと同じように、売却価格も不動産によって変わります。

マンション売却の際に高く売れるかどうかは、いかに強い買主を見つけられるかが重要です。そしてその買主探しを行うのは不動産会社の役割です。そのため売却しているエリアやマンションに強い不動産会社の方が情報量も多く、買主も見つけやすく高く売れる可能性が高まります。マンション売却の際には、不動産会社選びがとても重要になることを認識しておきましょう。

良い不動産会社の見分け方は?

不動産会社は世の中にたくさんあります。その中から信頼出来る良い不動産会社を見つけることがマンション売却の際には重要になりますが、良い不動産会社を見つけるにはどのようにすれば良いでしょうか。良い不動産会社を選ぶ際のチェックポイントには、下記のような点があります。

  • 安すぎる物件が出てないか(実際には販売していないおとり物件)
  • 必要な免許は取得しているか
  • きちんとデメリットも説明してくれるか
  • 成約をせかし過ぎないか
  • こちらの話しをちゃんと聞いてくれるか
  • 店内の整理整頓が出来ているか

上記のような点を注意深く観察してみると良いでしょう。特に、物件の悪い点を隠したりやたらと契約などを急がしてくる不動産会社には注意しましょう。また、不動産会社は必ず複数社を比較するようにしてください。複数社を比較することで、良い不動産会社と悪い不動産会社の違いも分かりやすくなります。

ちなみに不動産会社を経営するには、免許が必要になります。この免許は国土交通大臣と都道府県知事が許可しているものがありますが、どちらかがあれば問題ありません。会社のホームページなどで免許番号を確認すると、「○○県知事(○)第○○○○○号」という免許番号が確認出来ます。

免許番号を見る際は、()の中の数字に着目しましょう。この数字は免許を更新した回数を表しており、免許は5年毎に更新が必要です。つまりこの数字が大きいほど業歴の長い不動産会社ということになりますので、意識して見ると良い不動産会社を見つけやすくなります。

マンション売却の諸費用は安く出来る?

マンション売却には諸費用が必要になります。マンションを高く売ることも重要ですが、その諸費用を安く出来れば手取り収入を増やす事が出来ます。マンション売却にかかる費用と、安く出来るかどうかは下記のようになります。

項目 費用の目安 値下げ
仲介手数料 (売却価格×3%)+6万円+消費税
登記費用(抵当権抹消) 2~3万円
印紙代 売却価格による ×
引っ越し・ハウスクリーニング等 内容による

一般的には上記のような諸費用が必要になり、売却価格の5~7%程度が必要になります。中でも大きな割合を占めるのが仲介手数料です。仲介手数料は不動産会社が了解してくれれば上記の目安金額から値引きをしてもらうことは可能ですが、あまり値切り過ぎるのも良くありません。

仲介手数料はそのまま不動産会社の報酬になりますからここを値切るということは、不動産会社のやる気を失くしてしまうことにもなりかねません。そのため、状況に応じて交渉するようにしましょう。登記費用については司法書士の報酬が含まれており、その報酬部分は司法書士によって違いますが、そもそもの金額が低いので値引き効果としては薄いです。

諸費用を抑えるためには仲介手数料や、売却前のハウスクリーニングなどの費用を上手くコントロールすることが重要と言えます。

住宅ローンがあっても売れる?

売却するマンションに住宅ローンが残っていても、もちろん売却は可能です。しかし売却価格がローンの残高を下回る場合は、注意が必要です。マンションを売却するということは、物件の登記も変更します。ローンの残高が残っていて抵当権が設定されたままの状況では、登記変更も出来ませんのでローンを完済して抵当権を外す必要があります。

つまり売却価格がローン残高を下回る場合は、差額を自己負担で捻出する必要があります。どうしても捻出が出来ない場合でも金融機関に相談をして差額分を借換えするなどの対処が必要になります。住宅ローンの残債がある状態で売却する際には、売却価格とローンの残高には注意して売却するようにしましょう。

高く売ると税金がかかる?

マンションなどの不動産を売却した際に気になるのが、税金です。マンションを売却して利益が出た場合には、その利益に対して譲渡所得税が必要になります。譲渡とは普段あまり聞きなれない言葉ですが、売却を意味する言葉です。譲渡所得税は下記の計算式で計算します。

譲渡所得=譲渡収入−(取得費+諸費用)

つまりマンションを売った価格から、買った価格と諸費用を引いた金額がプラスになった場合に税金が発生することになります。近年のようにマンション価格が高騰している相場の場合は、譲渡所得が発生しやすいので売却の際には税金も考慮しておくことが重要です。

上記の計算式は基本的な式で、実際には上記の計算からさらに税額控除なども考慮して計算する必要があります。詳しくは国税庁のホームページを参考にして確認するようにして下さい。

相続の前と後、どちらで売るのが良い?

マンションを売却する際、相続で引き継いだ物件のケースも多いでしょう。そこで良くある質問として、相続の前に売るのが良いか、相続の後で売却した方が良いのかという質問があります。親世代が保有しているマンションが有る場合の売るタイミングとしては、相続前と相続後はどちらが良いでしょうか。

これは多くの方が悩みますが、結論はケースバイケースです。相続前に売却をするとマンションを資金化出来るので相続人間で分けやすくなり、遺産分割協議の際のトラブルを防ぐことが出来ます。一方で相続税の計算の際には、現金で受け取るよりもマンションで受け取った方が相続税評価額が低くなるので、相続税を抑えることが出来ます。

このように家庭や相続財産の状況によってどちらが良いかは一概には言えません。しかし相続での遺産分割で揉める心配がない場合であれば、一般的には相続後に売却をした方が経済合理性があると言えます。

中々売れない場合はどうすれば良い?

マンションを売りに出しても、いつまでたっても買主が見つからず中々売却が進まない場合もあります。そのような場合には、思い切って不動産会社を変えてみるのも良いかもしれません。依頼する不動産会社によって売却価格が違うことは説明した通りですが、不動産会社によって売却の仕方や抱えている顧客も違います。

ある程度期間が経過しても売却出来ない場合、その不動産会社の中でも優先順位が下がっている可能性もあります。不動産会社の担当としても、中々売れない物件よりも新しい物件に力を入れてしまいがちです。そのような場合には他の不動産会社にも声をかけることで、大きく流れが変わる場合も多くあります。中々売却が進まないような場合は、ぜひ他の不動産会社も検討すると良いでしょう。

まとめ|マンションを高く売却するには不動産会社選びが重要!」

家族
マンションの売却には決まった価格がないだけに、売主の工夫や買主との交渉次第で売却価格は大きく変わります。またマンション売却は人生でそう何度も経験することではなく、不慣れな方も多いです。今回の記事で説明したような12個のポイントを知っているだけで、売却の価格が変わる可能性があることを認識しておきましょう。

またマンション売却の際には不動産会社の果たす役割はとても大きく、マンション売却成功の秘訣は不動産会社選びにあると言っても過言ではありません。そのため売却を依頼する不動産会社選びは、出来るだけ慎重に行う必要があります。

記事中で紹介したような一括査定サイトを活用して、出来るだけ多くの不動産会社を比較したうえで相場に詳しい信頼出来る不動産会社を見つけることが重要です。マンションを保有している方や、今後マンション売却を予定している方は、今回の記事の内容をぜひ売却の際の参考にして下さい。

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