口コミ評価を参考にして「依頼したい」不動産業者を探そう!

不動産屋

ユーザーが知りたい不動産業者の口コミ評価ですが、ネット上のものは一部を除き、参考になる口コミ評価を掲載しているサイトは減少していると言えそうです。

たとえば不動産を買った人の感想などは不動産業者のウェブサイトでチェックできますが、不動産売却を検討しているユーザーが、このような不動産業者を使ったけれど良かったなどのレビューはほとんど目にすることはありません。ネットで検索できる主な口コミ評価は、中古のマンションや一戸建てを購入したときのものです。
不動産の売却で参考になる口コミ評価は、ネットで探しても、まとまったサイトも見つからないのが現状のようです。こんな中、何を手がかりに依頼業者の検討を進めていけば良いのでしょうか

ここでは、貴重な口コミ評価を参考にし、とくに不動産の売却を依頼したい業者を見つける方法について考えてみましょう。

友人・知人から聞ける不動産業者の“リアルな口コミ評価”をもっと活用してみよう

冒頭から「口コミがない」、「口コミ評価を掲載しているサイトは減少している」と言いましたが、本来の口コミとは、友人同士のおしゃべりや町の井戸端会議を通じて広がっていくコミュニケーションです。もちろん、こうした口コミはネットのがなかった時代から存在していました。

ところが、インターネットが使える時代になってからは、「ネットの書き込み」イコール「口コミ」と捉えている方が多いのではないでしょうか。でも考えていただきたいのが、もう少し上の年代になると、いまだに(?)友人・知人から得られる情報を大事に活用している人もいます。

とくに、ネットで得られる不動産業者の口コミ情報はあっても限定的です。口頭で得られる生の口コミ情報も、この際ですからぜひ活用してみることをおすすめします。

友だちに最近マンションや戸建てを取得した人がいる

たとえば、ここ2,3年でマンションや戸建てを取得した友人がいれば、詳しい話が聞けるはずです。

なぜマンションにしたか(あるいは、戸建てにしたか)? また決め手は何だった? 担当した営業マンはどんな人? 売買の手続きは結構面倒なものなのなど、友人なら詳しく教えてくれるでしょう。そして、「手放したい物件があるのだけれど、薦められる業者(営業マン)はいる?」ということも、親しい友人なら聞けるのではとないでしょうか。

とくにその友だちが物件を気に入って購入していれば、取得時の苦労ばなしもしてくれるはず。まだ行ったことがなければお祝いを兼ねて出向くべきでしょう。

また「一括査定を使ってみたんだけれど、はじめは高い値段を付けておいて、結局売れる値段に下げるのが彼らの手口なんだよね」という発言が聞けるのも、リアルな口コミならではの良さです。同じ情報をネットの口コミで知る場合もあります。友人・知人からの発言のほうが「やっぱりそうなんだ」と深く納得できるはずです。

情報を共有できる友人・知人がいない場合でも奥の手がある

相談できる友人・知人が住んでいる地域にいない人もいるでしょう。また、子どもの同級生のお母さんが近くにいるけれど、ママ友レベルではさすがに不動産の相談はできないという方もいるのでは。そういう方はどうすれば良いのかというと、近くの住宅展示場や見学会などに出向き、住宅営業マンに聞いてみることをおすすめしています。

また、売却を相談したい方だと、以前にお世話になった営業がいるはずです。その方を通じて相談してみることもできます。

その場合、たとえば、あなたは住み替えを考えて自宅を売却したいと思っているとします。その場合、住宅営業マンから見ておすすめできる不動産会社はどこか、率直に聞いてみることです。

おそらく営業マンですから「不動産会社の選択にも一括査定というウェブサービスがあるので、ここを活用して物件の相場を把握する」ことをすすめるとは思いますが、それと同時に、最寄りの不動産会社で売買に定評があるところを、高い確率で教えてくれるでしょう。

とくに不動産部門を持たない注文住宅の営業マンは、不動産会社のことをよく掴んでいますのでおすすめです。

不動産ポータルサイトで口コミ評価を参考にできるか?

依頼したい業者を探すために、不動産ポータルサイトを利用している人も多いはずです。次は、多くの不動産会社が登録していることでも知られる、不動産ポータルサイトで口コミ評価を探してみることにしましょう。

不動産ポータルサイトとは

不動産ポータルサイトは、簡単に言うと、ネットの総合不動産屋さん(ポータルサイト自体が宅建業を営んでいるわけではありません)、登録業者の売出物件を掲載しているサイトで、営業支援としてさまざまなツールやサービスの提供も行っています。

登録業者はおもに不動産会社ですが、ハウスメーカーや地域ビルダー、工務店なども登録しています。こうしたビルダーには、ポータルサイト経由で問い合わせや契約を前提とした濃い打ち合わせに至るケースもあります。そのため、不動産ポータルサイトは不動産に関わる業者にとって無視できないサイトであるとともに、ユーザーにとっても、有益なコンテンツを提供しています。

不動産流通機構のレインズは、基本的に業者しか物件を見られないようになっていますが、不動産ポータルサイトは業者と一般ユーザーにも売出物件を公開しています。不動産の売却活動として複数のポータルサイトに登録していることは、いまや当たり前のことだと言っても良いでしょう。

ポータルサイトではSUUMOだけ「接客評価」が掲載されている

ただし、数ある不動産ポータルサイトのなかで、口コミ評価が見られるのはSUUMOだけとなります。ですから、HOME’S(ホームズ)、at home(アットホーム)、あるいはスマイティと言ったSUUMO以外の不動産ポータルサイトで、口コミやユーザーレビューのたぐいは一切掲載はありません。

SUUMOはリクルートが運営している不動産ポータルサイトです。SUUMOでは、売出し物件が掲載されているコーナーで、「接客評価」という言葉で不動産会社の口コミ評価を掲載しています。
ただ、「接客評価」を掲載している不動産会社、住宅メーカーはすべてではありません。ある意味、大手ほど「接客評価」を重視していなようにも見受けられます。

理由はともあれ、これほど多くの人が見ている不動産ポータルサイトであっても、口コミ評価や「接客評価」を掲載していない不動産業者やハウスメーカーがあるということは、彼らが口コミ評価や「接客評価」というものを、それほど重要な要素とは考えていないことになります。

なぜ不動産ユーザーは「インターネット上の情報」をアテにしないのか?

HOME’S(ホームズ)の「HOME’S PRESS」というコンテンツに「家を売ったことがある人にとことん調査!どんなサイトで調べ、どんな不動産会社との付き合い方をしてる?」という記事があります。

この記事では、2015年にHOME’S PRESS編集部が、売却を経験したことのある20代~60代までの男女541人を対象に調査した結果が載せてあるのですが、売却を経験した男女が「家を売る」ために活用した情報として、次のようなランキング結果とまりました。

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「家を売ったことがある人にとことん調査!どんなサイトで調べ、どんな不動産会社との付き合い方をしてる?/HOME’S PRESS」より引用

この中で、2位の「過去に付き合いのある不動産会社・ハウスメーカー・パワービルダー」(29.9%)は、本サイトでもおすすめしている住宅営業マンを活用した方法です。また5位の「家族・友人・知人からの情報やクチコミ」(16.6%)は前のチャプターで取り上げた「リアルな口コミ評価をもっと活用してみよう」と同じ考え方になります。

最下位の「その他のインターネット上の情報」(1.1%)は文字通りの結果ですが、多くの売却を経験した男女がインターネットの情報をそれほど活用していないことがわかります。
つまり、先ほどは多くの業者が、ネット上の口コミ評価をそれほど重視していないとわかったわけですが、今度は一般ユーザーも、インターネットから情報をほとんど活用していなかったというのですから驚きです。

「その他のインターネット上の情報」とは、すべてが口コミ情報ではありませんが、一般ユーザーが口コミを含むインターネット上の情報に、いささか懐疑的だったことが想像できます。理由のひとつとして考えられるのは、これまでの不動産業者に関する記事が、誤った認識で書かれたものが多かったと推察します。

ただ、インターネット上の情報のなかにも、「リアルな口コミ」に近いコンテンツを提供しているサービスがあります。これがQ&Aサイトです。

Q&Aサイトで不動産売却についての疑問を検索する

Q&Aサイトは、ユーザーの質問にユーザーの回答者が答える形式のウェブサイトで、Yahoo!知恵袋などでおなじみのものです。このほかにもOKWave、教えて!goo、人力検索はてな、大手小町などがありますが、ユーザーの規模がいちばん大きいのは間違いなくYahoo!知恵袋でしょう。

Yahoo!知恵袋にはカテゴリマスターという専門家に匹敵する回答者もいます。たとえば不動産業者で言えば、不動産業界で長く仕事されている方がそれに当たります。そして、実務経験者がハンドルネームで答えてくれるので、実名では答えられないことも丁寧に教えてくれます。

例えば、質問によく上がってくることは、複数の不動産会社に一括査定を掛けた結果、査定結果に開きがあった場合、何に注意して判断すれば良いかといった質問です。こうした、微妙な質問にも丁寧に答えてくれる人がいるから、Q&Aサイトは人気があるのですね。

Q&Aサイトの注意点

気軽に専門家の意見を聞けるということで、Q&Aサイトの力は絶大だと思いますが、質問力が乏しいと、なかなか聞き出したい答えを得られない場合があります。それを解消するにはこちらも多少勉強しなければなりません。

また、Q&Aサイトからいくら良いアドバイスが得られたとしても、最終的な業者選択は自分でしなければいけません。そのため、最終的には身近なアドバイザーとなる人も探しておきたいものです。

まとめ【口コミ評価を参考に不動産業者を探そう】

ここで使っている口コミ評価とは、ネットで得られるものより、リアルな「人伝えの口コミ」が大部分を占めています。とくに不動産はその傾向が強い分野ですから、経験や人とのつながりで得られる情報がまだ大事なのだと考えられます。その上で、インターネットの便利さも利用できれば、より多くの情報を活用できることになるでしょう。

なお、不動産業者の評価は査定の場面でわかります。
査定については「仲介業者選びで、最も便利な一括査定について(仕組みと特徴)」に詳しく書いていますので、そちらも併せてご覧ください。

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